企業の退職金の引当として保険商品を提案。
業務品質を求めながら、経営者の安心をサポート。
私は保険業界に入り今年で9年目になりますが、この業界に入ったきっかけは、両親が地元(日立)で30年ほど保険の代理店をやっており、それを継ぐために20年勤めた会社を退職し、転職しました。全くのゼロからのスタートでしたので、最初は大変でしたが、知識がないぶん保険商品というものを素直に見られたのは良かったのだと思います。
私がこの仕事をしていて、一番印象に残っている出来事は、地元の企業さんから、「従業員の退職金プランを一緒に考えて欲しい」とお声かけをいただいたときのことです。その企業は、人数が結構多く、年齢層も幅広く、プランニングが大変でした。保険会社とも相談させて頂き、私なりの意見を組み込んだプランを提案、ご納得いただき契約に至りました。
そのときのご依頼は、従業員が勇退退職される際の退職金の手当を生命保険商品の方で補いたいというお話でした。そこで、社員としてお勤めになっている間はその社員さんの福利厚生などをカバーし、勇退退職される際には手当が出る生命保険商品をご提案させていただきました。その提案に対してはとても喜んでいただき、お客様からは「これで安心だ」と言って頂けました。このような保険商品に加入される企業さんは、全国的にも少しずつ増えてきているので、今後もっと広まるといいなと思っています。
企業さんの社長さんは、相談する相手もなく、一人で解決しようとしている方が多いように感じます。ですから、私が伺うと悩みを打ち明けてくれる社長さんも多くいらっしゃいます。それは、信頼して下さっているという証拠ですから、私としてはとても嬉しいことです。これからも、社長さんの良き相談相手になれるよう頑張っていきたいです。
保険代理店というのは営業ですから、数字を伸ばすということは大事なことです。しかし、業務品質という部分でいきますと、企業を発展させていくためには、「車の両輪」だと思っています。片や営業で数字を伸ばし、片やしっかりした品質で間違いない保険条件をお客様にお届けする、そのどちらも大切なことだと思うのです。しかし、他の代理店さんを見てみると、営業の数字の方ばかりに重きがいってしまい、業務品質という部分は後回しになってしまっているように感じます。それでは、地元の皆様に安心して任せてもらえる代理店といえるのだろうかと疑問を持っていました。
アライアンス保険サービスという会社は、売上至上主義ではなく、業務品質にこだわる社風が私のビジョンに合っていたのだと思います。今後の目標としては、今回、日立支社が開設されたことで、県北の核になるのはもちろん、茨城県の核の代理店になれるように頑張っていきたいです。また、茨城に限らず、関東の北関東の核になっていけたらと思います。