「お客様に何を提供できるか」から始まる約款の読み込みと解釈。
お客様が与える課題を師と捉えて、知識・経験の上積みを。
お客様に保障を差し上げる際に、経験値が生きてくるのは事実です。単純な勤務年数ではない経験値こそが、保険営業マンの財産でもあります。例えば、20年30年と保険に携わっているベテラン営業マンであっても、必ずしも火災保険の保険金をお支払いした経験があるとは限りません。しかし、保険の世界に入ったばかりの新人営業マンでも、いきなり契約者の方が火事にみまわれるということもあるわけです。そうした経験の有無により、瞬時にどのような対応をするかが変わってくると思うのです。
保険というものは、商品と実際の事例が結びつかないことが多いと思うのです。パンフレットに書かれていることと、実際におこっていることがかけ離れて感じることが少なくありません。そこで、必要なのは、「保険の世界におけるイメージ力」というものです。「この話とこの話が結びつくかな。」というひらめきが非常に重要なのです。私たちの会社は、その経験値を持ったスタッフが多くいるということが最大の強味のひとつです。会議でも、具体的な事例を出し合い、その「イメージ力」を養う訓練をしています。
私たちは、約款を正確に理解・解釈をし、補償が出るべきケースにはきちんと補償を出すお手伝いをすべきだと思っています。私たちは、ひとつの場面への対応について「対応できない」と決め付けてしまうのではなく、「この約款の一文はこのように解釈できるのではないか」という柔軟な考え方を心がけています。お客様に対する心の温かみを持っていれば、「相手の方に何をしてあげられるのだろう」という発想に繋がります。それが、約款の読み込みや、資料を紐解く行為に繋がっていくわけです。一般の方が約款の内容を正確に解釈するのは困難です。それを、私たちが、約款を正確に解釈する豊富な経験値を活かして、レベルの高いお手伝いをさせていただきたいと思っています。
経済的な面でお客様をお守りするということが、私たちの使命のひとつでもあります。ですから、精神的な負担も晴れ、金銭的にも最小限の負担で済むということが、お客様に一番喜んでいただけるものだと思うのです。お客様こそが「最高の先生」です。いろいろな問題を投げていただいて、それをこちらがお調べして、対応していく。その積み重ねが、私たちを育ててくれるのです。いろいろな事例に向かい合うことで、私たちも次のステップに向かって取り組むことが出来るのです。その事例ひとつひとつが、次のお客様を助ける私たちの大切な知識になっているのです。