協会について 業務について
地域保健
健康で明るい家庭は家族みんなの願いです。私たちは,県内市町村の住民の皆様に,精度の高い最新の健康診断を提供しております。
健診の内容と解説
結核定期健康診断
胸部X線撮影
特定健康診査
● 基本項目
問診,血圧,身体計測(身長,体重,BMI,腹囲測定),尿検査(糖・蛋白),脂質検査(HDLコレステロール,LDLコレステロール,中性脂肪),肝機能検査(AST,ALT,γ-GT),血糖検査(空腹時血糖またはHbA1c),理学的検査(診察)
● 詳細項目
貧血(赤血球数,血色素量,ヘマトクリット値),心電図検査,眼底検査,血清クレアチニン検査
肝炎ウイルス検診
がん検診
骨粗鬆症検診
この検査は,骨密度を測定する検査です。X線や超音波を使用する方法があり,当協会では検診に最適とされている,足のかかと部分に超音波を当て,骨密度を測定しています(QUS法)。
● 骨粗鬆症とは?
骨粗鬆症とは,骨のカルシウム量が減少し,骨の内部にたくさん小さな穴が空いたスカスカな状態に陥ることをいいます。この病気にかかると,骨がもろくなり,わずかな衝撃でも骨折しやすくなります。放置すると骨粗鬆症による骨折から,寝たきりになるなど要介護状態になる人は少なくありません。生涯を健康で充実して過ごすには,がん検診などをはじめとする他の健康診断同様に,骨密度にも関心をもち,市町村が実施する骨粗鬆症検診を定期的に受けたいものです。
● 原因
ヒトの骨量は,20歳頃に最大となり40歳頃まで最大値が保たれます。その後,加齢とともに骨量は減少していきますが,若いころの骨量が少なかったり,加齢による骨量減少が速かったりすると,将来,骨粗鬆症になる可能性が高くなります。 男性にもみられますが,閉経による女性ホルモンの分泌低下が骨密度を低下させるため,特に女性に多い病気です。